「ふるさと納税」
2015年 4月 15日
新年度がスタートしてもう2週間が経過しました。
平成27年度の税制改正はというと、
今回は大きな改正は少ないものの、
企業から個人にわたり幅広いものとなっています。
最近メディアで取り上げられる機会の多い「ふるさと納税」
ふるさと納税は、各自治体に寄付をすると、寄付金額2000円を超える部分について、
一定の限度まで原則として所得税住民税から全額控除される制度。
近年、各自治体の返礼品の過熱ぶりと、
本来の目的を逸脱したこの特産品目当ての寄付が問題にもなっている。
総務省によると、「ふるさと納税」で地方の活性化を目指しているようで、
納税者が寄付金選択をすることで納税意識を高め、
自分のふるさとに貢献したり、お世話なった地域を応援したいという制度であり、
各自治体側は自分たちの取組みをアピールすることで地域のあり方を再確認するとのこと。
今回の改正では、
①特例控除限度額が2割に引き上げ
これまでの住民税所得割額の1割の限度が2割に拡充される。
②確定申告不要のワンストップ特例制度
サラリーマン等本来申告する必要のない人は、
納税5団体までであれば控除手続きを代行してもらえる。
高島城の桜
(4月10日(金))
(4月14日(火))
(高島城の桜は14日に満開宣言)
各自治体のHPを見ると色々な特産品が掲載されている。
全国人気ランキングといった情報サイトまで…
諏訪市でも1万円以上の寄付については
特産品(27品目から選択)が送られてくる。
地方の活性化、地元企業アピールと、個人のおもいやニーズが合致すれば、
利用できる制度ではないでしょうか。
(今日は天気が荒れ模様、一転、諏訪湖では綺麗な「虹」)