「塩の道」
2015年 5月 7日
今年のゴールデンウィークの休日は5月2日から6日までの5連休でした。
天候にも比較的恵まれた休日でしたが、皆さんはどう過ごされたでしょうか?
(なんと参加費は無料!)
5月4日は「みどりの日」、この日は自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、
豊かな心をはぐくむことを目的に制定された祝日です。
その翌日の5日の「子供の日」でしたが、「塩の道まつり」に出かけてきました。
「塩の道」とは、塩や海産物を山国に輸送する道のことで、かつて上杉謙信が対立する
武田信玄に塩を送り、「敵に塩を送る」ということわざにもなっているルートが、
糸魚川から松本までの約120キロの「千国街道」です。
(菜の花が満開)
このお祭りは、毎年GWに小谷村、白馬村、大町市を3日間にわたり、
昔の旅姿に扮した地元民と一緒に街道の草の匂いを愉しみ、
自然とふれあいながら旅するというイベントです。
初日の小谷村には県内外から4千人近くが参加したようです。
今回参加したのは3日目の大町湖畔道中コース。
青木湖を朝9時過ぎに出発し、中綱湖、木崎湖畔を歩き
昼過ぎまでに森城址を目指す約11キロの行程。
主催者は、かつて塩を運んだ歩荷(ぼっか)や山伏、股旅といった服装で
街道や山道を一緒に歩き、参加者を楽しませてくれました。
(まるで昔の時代に戻ったよう)
途中の休憩所では、地元の人たちからの甘酒、漬物、おもちなどの
心のこもったおもてなしを受けながら、またゴール地点の昼食時には、
山菜のてんぷらや歩荷汁をいただいたりして、自然とともに十分満喫した1日でした。
(ゴール地点)
身近な長野県にも、私たちの知らない自然がまだまだ一杯ありそうです。
よい季節になりましたので、ちょっと出かけてみませんか?
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