「50キロに挑戦!」 前篇
2015年 4月 22日
「武田の里ウォーク」
諏訪から韮崎までの50キロを踏破するウルトラウォーク。
桜が満開の諏訪高島城を夜10時にスタートし、夜空を楽しみながら
翌日に桃の花と菜の花の咲く韮崎新府桃源郷にゴールしようという、
今年で15回を迎えるイベントです。
キャッチフレーズに誘われて参加してきました。
諏訪市武道館に土曜日の夜9時前に集合し開会式。
今回の申し込み参加人数402人、この数には正直ビックリ。
持ち物は防寒具と懐中電灯などの照明道具。
会場はばっちりと装備した人たちで埋め尽くされた。
何も好き好んでこんな夜中に50キロも歩こうなどという人が
こんなにもいるなんて。
それから高島城に移動し準備体操、それも夜中にラジオ体操第一が流れる。
参加者の年齢は19歳から最高齢は83歳だと。平均年齢はどう見てもかなり高そうだ。
そして10時の合図で諏訪と韮崎の市長に見送られ高島城をスタートする。
まずは0時までに8キロ地点となる茅野市文化センターを目指す。
この人数でゾロゾロと歩いていると、怪しい団体かと疑われても不思議はない。
この区間は人の多さによる道路規制に戸惑い、意外と時間がかかってしまったが、
それでも時間内には到着し次の出発に備える。
日付の変わる0時に茅野を出発し、これからがいよいよ本格的なウォーキングとなる。
茅野から富士見にかけては、当然のことながら上り坂になる。
逆に気温は低下するが、歩いていることで寒さは感じない。
むしろ暑いくらいだ。
20キロ地点は富士見パノラマスキー場あたり。まだまだ先は長い。
ルートは国道20号から一歩横道に入ると、どこを歩いているのかほとんどわからない
見慣れない道を歩くことになる。
幾度か住宅街を通り抜けるが、どこも皆寝静まっている。
自分も普段なら寝ている時間だが、
昨日は夕方に1時間ほど仮眠をとっただけだったが、意外と睡魔は襲ってこない。
午前2時、国道の温度表示は5℃を示していた。
予報によるとこれから朝方にかけての気温は2~3℃だった。
上を見上げると夜空の星は確かにとてもキレイだった。
(後編につづく)