積雪・凍結に起因する転倒災害防止運動
2014年 2月 1日
表題の取り組みが岡谷労働基準監督署より行われています。
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「積雪・凍結に起因する転倒災害防止運動」の取り組みについて(岡谷労働基準監督署)
期間:平成25年12月1日~平成26年3月31日
目標:積雪・凍結に起因する労働災害の約9割を占める転倒災害を防止する
主旨・目的(概要)
平成25年9月末現在で、休業4日以上の死傷者数が148人(!)で、過去最少であった前年同期と比べると大幅増加(+36人、+32.1%)となっている。このままだと、年間死傷者数200人超も想定されるため、最優先で労働災害防止に取り組むべきである。
また、型別では、転倒による死傷者数が44人と全体の3割を占めている。
特に昨冬は、諏訪地域は例年になく降雪が多かったため、積雪・凍結に起因する転倒災害が多かった。
このことから、集中的に取り組むことになった。
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どうしても、諏訪地方は寒冷地なので、雪が降ったりすると道が凍ってしまいます。
凍るな!ということは無理なので、やはり凍ったりした時の対策、凍らないようにするにはどうしたらよいかなどを普段から考えておくべきでしょう。
そこで、監督署からはこんなことに取り組んでみては?という項目が挙げられていますので、ご紹介します。
- 本格的に寒くなる前に転倒災害が多発していることを周知する
- 転んだりした場所、転びそうな場所、いつも凍っている場所等を知り、そこを重点的に融雪・除雪する
- 水たまりや氷雪を放置しないで、その都度除去する
- 滑りにくく安定した履物にする
- 転倒しにくい歩き方を教育する(転倒しにくい歩き方???)
- 融雪・除雪に必要な用具・器具を確保しておく
冬は、インフルエンザやノロ・ウィルスが毎年のように流行し、ただでさえ会社を休む人が増えます。
そのうえ転んで骨折する人など出ようものなら、さらに長期にわたりお休みすることにもなりかねません。
会社としても対策を講じなければならない部分の一つですね。